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食肉加工製品工場の事例

「工場の衛生管理業務を外部に委託しているが、衛生状態が不十分なままで改善されない」

食品工場
地域:
栃木県
従業員数:
450名
サービス:
バックステージサービス

日常的な衛生管理は実施しているはずなのに、製品に「ネト」やパッケージの膨張といった品質トラブルが頻発——。

地元の委託業者による衛生管理作業では改善が見られず、原因の特定すら難しい状況でした。

当社は、環境モニタリングによって洗浄不足による乳酸菌汚染を可視化。

洗浄体制の見直しと定期検査を組み合わせることで、品質問題を解消し、工場全体の清浄度を大きく向上させました。

食肉加工製品工場の様子

課題

栃木県内にある食肉加工製品工場。長年、地元の業者に毎日の衛生管理業務を委託している。製品に品質問題(ネトと呼ばれる粘りの発生、パッケージの膨張など)が続発したため、地元の業者に衛生管理の改善と徹底を依頼したが、状況は全く改善されない。

下向き矢印

取り組み

製造室内の環境モニタリング(拭き取り・空中浮遊菌検査)を実施し、品質異常の原因が、生産ラインの洗浄不足による乳酸菌汚染にあることを確認。生産ラインのリセット洗浄と、毎日の洗浄作業の見直しを提案した。

下向き矢印

結果

地元の業者による衛生管理作業の改善を十分に実行できず、品質問題に改善が見られなかったため、顧客の依頼で、同工場のライン洗浄業務を受託。ライン洗浄業務の仕組みと運営体制の見直しと、定期的環境モニタリング(毎月1回)を組合せた環境改善アプローチを実施。この結果、乳酸菌汚染による品質問題を解決させるとともに、工場全体の清浄度を劇的に向上させた。

SOCS担当者のコメント

“なぜ起きたのか”を突き止める。衛生トラブルを再発させない仕組みづくり

製品に品質異常や異物混入発生した場合、何が問題なのか、どこに問題があるのか、原因を明確にした上で、必要な改善アクションを取ることが必要です。 弊社では、細菌学的な製造環境の衛生状態把握を可能にする「環境モニタリング」、システム化された「ライン洗浄サービス」、食品工場の環境・設備機器のメンテナンスに特化した「環境洗浄」の3つのシステムを有機的に組み合わせることで、製造環境の衛生状態の効果的な改善と維持を提供します。

担当者の画像
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