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焼き菓子製造工場の事例

「空調機クリーニングを行ったが黒いゴミが吹き出してきた」

食品工場
地域:
神奈川県
従業員数:
150名
サービス:
環境洗浄(空調機器クリーニング)

空調機を定期メンテナンスしているはずなのに、数日後には黒いゴミが吹き出してくる——。

施工業者からは「パーツ劣化のせい」と説明されたものの、異物混入リスクを抱えたままの状態が続いていました。

当社が内部のカビと汚れの残留を特定し、徹底クリーニングと防カビ施工を実施。

その結果、吹き出しトラブルは解消され、メンテナンス頻度も年1回に抑える効率的な衛生管理が可能になりました。

焼き菓子製造工場の様子

課題

神奈川県内にある焼き菓子製造工場。製造室内の空調機を毎年2回定期的にクリーニングしているが、クリーニング後2〜3日経つと、空調機から黒いゴミが吹き出してくる。施工業者に確認したところ、「空調機が古く内部パーツが劣化しているので、この破片が飛ぶのはしょうがない」と言われた。

下向き矢印

取り組み

空調機内部を点検したところ、内部洗浄が不十分なため、熱交換器(フィン)内部にカビ汚染や微細なゴミの残留が発生しており、これらの汚れが、クリーニング後数日経って乾燥すると噴出することがわかった。このため、空調機内部のブレークダウン洗浄(内部の徹底洗浄)を実施し、完了後に空調機内部とパーツ類に防カビ施工を施した。

下向き矢印

結果

ブレークダウン洗浄実施後、空調機からのゴミの吹き出しはなくなった。さらに、以前は年2回クリーニングを行っても空調機内部にカビ汚染が発生していたが、防カビ施工による効果でカビ発生を適切にコントロールできたため、定期クリーニングの実施間隔を年1回に変更した。

SOCS担当者のコメント

「価格」だけで選ばない、食品工場に求められる“衛生水準対応力”

食品工場の設備機器類のクリーニングやメンテナンスには、一般ビルや商業施設などとは違い高度な衛生環境レベルが必要なため、専門的な知識と技術が求められます。しかし、残念ながら、クリーニングやメンテナンス業者の中には、こうした必要なレベルの技術や知識を有していない場合もあります。クリーニングやメンテナンス作業を外部企業に委託する場合には、価格だけでなく、技術や実績を合わせて評価・検討することが必要です。

担当者の画像
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